DOD カマボコテントソロTC 試し張り 実際に使ってみて見えた良い点悪い点
本日昼間少し時間が空いたので届いたばかりのDODカマボコテントソロTC
試し張りしてきました。
短い時間でしたがその中でも良かった点、大きな懸念も見えてきました。
そのあたりも交えてレビューしていきたいと思います。
購入に至った経緯やスペック等は以前ブログにしていますのでこちらを参照してみてください。
収納袋の外観です。「ソロ-カマ」
コンプレッションベルトもついており少しはコンパクトにできます。
反対側はおなじみのうさぎロゴです。
取説をみてふと・・・
カマボコテントソロUL(ウルトラライト) 品番にBK(ブラック)の文字が。
限定かなにかかもしれませんが化繊フライのライトモデルが出るのはほぼ確定でしょうか。重さがネックだった方には朗報ですね。
早速近所の公園に移動し試し張り。仕事の合間ですので2時間ほどしかありません。
音速で設営します!
設営は簡単です。スリーブに3本フレームを通し片方の端にあるループ2つをペグダウンします。
そして反対側の端を持って引っ張りぴーんと伸ばせばこの形になります。そしてまた2本ペグダウンすればとりあえずは自立します。ここまでの所要時間は一人でも10分程度です。※説明書全く見てませんので説明書と建て方は違うかもしれません。
今回は時間がないのでこの4点のペグダウンとインナーレススタイルでの試し張りです。
そこそこの大きさのベンチレータが4つキチンと備えられています。虫が入ってこないように内部はメッシュです。
出入りできない背面は大型のベンチレーターとなっています。もちろん内部はメッシュです。
このベンチレータを側面からみるとこのように大きなマチとなっており非常に開口部が大きく取れることがわかります。ちなみに全開はできません。ご家庭の換気扇フードみたいな形になります。
側面にある出入り口、正面にある出入り口全てにこのように大型のメッシュが付属しております。
メッシュにする場合はトグルで巻き上げ固定となります。クローズにしたい場合は外から出ないとできません。
すべてのドアをフルメッシュにした状態です。これは素晴らしい!夏も快適に過ごせます!
中から見るとこんな感じです。どうです?かなり風通し良さそうでしょう?
背面側はこんな感じです。奥に見える四角いメッシュは先程の画像の換気扇フードのようなベンチレータ。両端の三角もベンチレータのメッシュです。
かなり空気の循環を意識した作りです。
テント内でローチェアを置いた様子です。僕は身長180センチですが余裕でくつろげました。座った状態で頭まで十分なスペースがありましたね。
おっとここでしばし小休止。。。バレンタインなのでチョコでも食べましょう。
同じDODのソトメシンガーZをテーブル代わりに。
さて、気になる方も多いでしょう生地のクオリティ。
DODのテントは初めて所持します。パップフーテントは興味があって一度少しだけ触らせてもらったことがありその時はちょっと薄い感じだなと思ってたんですがこのテントはテンマクのサーカスTCと厚さの違いがほとんどなく縫製もしっかりしていました。この点がこの大きさで10kgという重量の理由となっています。重い分、しっかりとしていますね。
公式ツイッターでもアナウンスされていましたがサイドのうさぎマークの大きさに製品版は変更がありました。
プロトタイプより実物はかなりロゴが小さくなりましたね。
個人的には大きいほうがいいんですが文句言う人が多いようなのでメーカーもそれに従ったのでしょうかね?
こちらプロトタイプ
こちら製品版
20センチくらいの大きさのロゴになりました。
さてここからは実際に張ってみての感想となります。
良かった点
・クオリティが高い
DODの品質はそれなりと聞いていましたが一通り見ましたが縫製もよく生地もしっかりしていました。メッシュ部分も裂けに強そうなしっかりとしたものでした。
・かなり広い
時間がなかったこともあり夏のキャンプを想定しインナーレスのシェルタースタイルで張りましたが思っていた以上に広い。一人だとちょっと広すぎるかも?というくらい。
・思っていたとおり4シーズンは間違いなくいける
これだけ広大なメッシュとベンチレータがあれば夏は間違いなく快適に過ごせる部類のテントとなると思います。(ただしインナーレス)人目が気になるパネルのみクローズし、あとはメッシュスタイルで僕はいくと思います。
そして冬もスカート各部にペグダウン用のループが付いているので風の侵入はかなり防げます。冬もインナーレスいけるまであります。
・各ドアはダブルファスナーで非常に開閉がスムーズ
びっくりしたのはファスナーのスムーズさでした。引っかかることなく開閉でき、クローズ、メッシュスタイルもストレスなく切り替えができます。
残念な点(★印はかなり大きな懸念点です。検討の際はご注意ください)
・張った姿が思ったほどかっこよくない
なんとなく外観が間延び感かもしている。プロトタイプでは感じなかったがうさぎロゴが小さくなったからか実物のものはバランスが悪く見える。
実物
プロトタイプ
★スカートもTC素材
これは完全に見落としていました。かまぼこはスカートもフライ本体同様TC素材を使用されてます。
ちなみにサーカスTCはスカート部分は化繊です。
スカートは常に地面に接しており雨が降るとずぶ濡れになります。コットンだと汚れが取りづらく最悪カビてしまいます。ずぶ濡れになるとほぼキャンプ場での乾燥撤収は不可となります。化繊だとすぐに乾燥し乾燥すればタオルで払えば砂等も簡単に落とせます。パップフーテントではフロアは化繊になっているのにどうしてコットン素材にしてしまったのだろう?これは大減点だと感じています。
★雨が溜まって漏れてこないか心配
この赤丸の部分、いくらピンと張ってもたるんできました。4箇所しかペグダウンしていないせいもあると思うんですが。
おそらくはフライシートがTC素材なのでその重みでたるんできているんだと思います。
雨が降るとここに水が溜まって内部に雨漏りしないかという心配があります。
こちらは公式の画像なのですがこちらでもやはりたるんでいます。
ちなみに僕が所持している同じトンネル型テントのオップランドはこのようにピンと張っています。フライシートが軽いのでたるんではきません。
TC素材なので耐水圧も低く染み込んでくるのでもしこの部分に雨が溜まるような仕様なら最悪製品として成り立たないという可能性も出てきそうです。
まあ大丈夫だろうとは思いたいですが。スカートの件も合わせると雨だとわかっている日は使わないほうが無難だと思います。
まとめ
とまあいろいろ書きましたが総合的にみて85点はつけられます。(全くあてにならん採点www)
懸念点はありますがそれは使っていくうちにクリアになってくると思うので都度レビューしたいと思います。
重苦しいTC素材のテントですがこの重さは質の良さでもあります。姿に似合わず非常に日本の気候のことをよく考えられて作られたテントで、4シーズンガンガン使えます。
現状では「おすすめ」できるテントですよ。
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