第1回アウトドアメーカー勝手に10年後リセールバリュー評価会!
ということでやってまいりました!第1回勝手に10年後のアウトドアメーカーリセールバリュー評価会のお時間です!(え?待ってない?)
やはり少しは気になる愛用しているメーカーのリセールバリュー。買い替え等で売却することもあるでしょう。キャンプ趣味をやめて倉庫の奥底に眠っていて10年後とかに少しでも高く売れたらその時の趣味の資金にもなります。
それを見越してこのメーカーを買っておけば間違いない!俺を信じろ!というひんしゅくを買いそうな本企画。
さあさあこんな事するとまた
「金の事考えてキャンプしてるのか。野暮な奴め!」
と叩かれそうですがそんなのほっといていきましょう!
暇つぶしで書いた記事なので暇つぶし程度に流し読みしてくださればと…
今回は大手メーカー+αの
コールマン
オガワ
ヘリノックス
テンマク
将来のリセール評価を独断と偏見でしていきたいと思います。
評価は☆の数で行います。5段階で星の数が多いほど将来のリセールが期待できるということです。
ではまずはやはりこれ
スノーピーク ☆☆☆☆★
押しも押されぬ日本が誇るアウトドアメーカーであるスノーピーク。リセール評価は4点!もちろん高いです。
一つ一つの品質も高く保証もしっかりしており中古で手にした道具でも保証書いらずで安心感があるのが魅力。これによりリセールはかなり期待できるものと思います。
最大の強みであるのが椅子やテーブル等のファニチャーでしょうか。経年劣化が少ない道具であり年月が経っても中古取引しやすいという利点があります。しかし、流行によるハイ、ロー、座敷というスタイルの変化でそれぞれのカテゴリーのファニチャーがその時代でリセールが期待できないという可能性も含まれているので注意。
そして現段階ではコットン系テントの種類が少ないというのも不安点。化繊テントは大事に使用していても加水分解や防水性能が劣化してきます。公式でリペア可能といっても費用はかかるのでテントに関しては他のメーカーに対して思っているほどのアドバンテージがあるとは思えません。
コールマン ☆☆☆☆★
キャンプといえばコールマン、というイメージの方も多いと思います。デニムで言えばリーバイスみたいな立ち位置ですね。こちらも文句なしの4点。
品質はばらつきがあります。日本で流通しているコールマンは中国製のものも多く小物類は割と雑な作りのものも多いです。
ただ、テントに関してはウェザーマスター等上位ラインはスノーピークに見劣りせずかなり品質が高いものも多いです。ファニチャー類もコンフォートマスター系になるとかなりしっかりしてきます。スノーピークほどではありませんがそれなりのリセールが期待できます。それでもやはりコールマンもコットン系テントやタープが少なく10年後となるとちょっと弱いです。
ではなぜスノーピークと同じ4点か。これはガソリンランタンに代表される火器類、スチールベルトクーラー、その他シーズン限定商品が底上げしています。
ガソリンランタンやスチベルはリセールが良いどころかプレミアまでつくものが多いです。これらは流行り廃りなく10年後でも間違いなく価値は下がりません。アウトドア道具で年月が経ってプレミアが付くものは珍しい存在だと思います。
オガワ ☆☆★★★
品質に関してはスノーピークと肩を並べる日本のブランド。スノーピークが松任谷由実、オガワが竹内まりやといった光と影的なイメージがあるのは僕だけでしょうかw
(例え古ww)
目立ったものは無いがマニアや品質重視する方には受けがいいといった感じ。
それゆえ年月が経ってもリセールはいいと言えます。ただ、なぜ点数が2点なのかというと目立ったものがテントやタープくらいしかないというところ。スノピでいうファニチャー類、コールマンでいう火器類等リセールに期待できる経年劣化が少ない道具が少ない点が大きいです。テントやタープはどんなに名品でも化繊だと加水分解や防水性能の劣化は免れません。10年後も今のテントが高値で取引されるか、というとちょっと厳しいかと。ただ、オガワはそれなりにTC(テクニカルコットン)素材のものもあるのでそういったものはきちんと管理しておけば経年劣化が少ないのでチャンスはあり。
ヘリノックス ☆★★★★
アウトドアチェア、コットといえばヘリノックス、というくらい現在流行しているブランド。発祥は韓国。僕も椅子は3つ、コットも買ってきました。非常に良いものだと思います。
しかし点数は1点。なぜでしょうか。今回の評価点は「10年後」。チェアやコットはキャンプ道具の中でもかなり酷使されるもの。今持っている道具が10年後果たして満足に使える状態にあるのかという疑問です。スノピは最悪メーカー修理すれば使える状態になるとは思いますがヘリノックスは韓国ブランド。メーカー自体はDAC社という強固な地盤で成り立っていますので潰れるということはないでしょうが国内から撤退するという可能性は常につきまといます。そうなるとアフターフォローが不可となる可能性が出てきます。そしてもう一つの不安点。パチノックスのクオリティが年々上がっているということ。4分の1くらいの価格でポールはDAC社と同等、見た目も完コピというものが増えてきています。生地まで完コピしてくる商品が出てくるとあえてヘリノックスを選ぶという理由がないと考える人も増えてくると思います。そうなるとヘリノックス自体の人気にも不安がつきまといます。
テンマク ☆☆★★★
アウトドアショップであるワイルドワンのPBブランド。良質なテントを次々と出してきています。点数は2点。1PBブランドに対しては高い点数だと思います。その理由はTC(テクニカルコットン)やコットンテントが多数というところ。そしてサーカスTCやパンダTC等流行り廃りのないシンプルな形のテントでそれを取り揃えているのが大きいと思います。古い軍幕が未だにそれなりの値段がついているのはコットンという素材が大きいところ。加水分解や防水性能の劣化の心配がないので年月が経ってもきちんと管理さえされていればテントとして使用できるところが魅力です。
そういったテントが多いので10年後も例えば2019年式のサーカスTCが2029年にも値段がつくという可能性は十分秘めていると思います。
不安点として大きいのがテントタープ類くらいしか目立つものがないというのとテンマク自体が10年後もブランドとして存続しているか、ですかねぇ。「あー、そんなブランドもあったよねぇ」となっていないか。今のまま流行を引っ張るようなラインナップを続けることができればそんな不安はなくなるかもしれません。
ということでいかがでしたでしょうか。あくまでも
独断と偏見
ですのでご理解の程を・・・
Twitterやってます。
フォローよろしくです! → @ZsQHLWcYhArbbfS