エブリイワゴンにベッドキット装着 軽なのに184cmの広大なフルフラット空間が出現したw
車中泊といえば寝床。寝ることは車中泊のメインイベントですね(そう・・・なのか?w)
エブリイワゴンの場合2列目収納すればマットレス等でとりあえずほぼフラットで170cm程度の寝床は確保できます。
ただ、僕の場合やっかいなことにですね
ちょっとでも段差や傾斜があったら c(`Д´と⌒c)つ彡 ヤダヤダ
と駄々をこねる生き物でして・・・
加えて身長180cm、横にもデカイという
お前なんでハイエースじゃなしに軽自動車でわざわざ車中泊すんねんマゾか!
と言われても反論ができない体です。
それでもなんで軽自動車にこだわったかというと限られたスペースでいかに快適空間を実現するかを試行錯誤している人たちを見てそれがすごく魅力的に映ったからです。
かくしてエブリイワゴンを購入することになったのですが前述の通り少しでも傾斜、段差があると寝られないのでベッドキットを装着することが前提でした。おそらくはハイエースを買っててもベッドキットは買っていたと思います。
とにかく寝床はしっかりとしたものにしたかったからです。
そして選んだのはこれ
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MGR Customs というベッドキットを専門に制作しているメーカーのようです。
なぜこれを選んだかというと見つけられたいくつかのベッドキットの中で数少ない
全長180cmを超えているベッドだからです。
ほとんどのベッドキットは170cm台です。なぜならエブリイワゴンはリアゲートから2列目収納した背もたれの端までの長さが170cm台だからです。
なぜこのベッドキットは184cmを実現しているのかというとこのように1列目と2列目の空間上にもマットが伸びるからです。
(写真は隙間がありますがこの隙間が完全に無くなるまでマットが延長できます。)
これが一番の決め手でした。加えて日本製でかなりこだわって造られているのが商品説明で見受けられたからです。
では実際の装着画像を見ていきましょう。あ、購入したのはブラックです。
これがフルベッドモードです。184cmの長さのモードですね。前席を一番前までスライドさせる必要があります。
実寸では182cmとなっていますがおそらく向こう側の先端の傾斜部分に引っかかっていないためだと思われます。
幅は122cmです。
このようにベッドを全面敷いても床下収納がこれだけ現れます。これは大きいですよ。ルーフキャリア等なしでも前席と合わせればかなりの量の荷物が載ります。
中央にある延長マットを外し、前方の2枚のマットを手前に寄せるとロングベッドモード(ロングと言ってもフルよりも短い)になります。延長マットはご覧のようにタブが付いており取り外しもしやすいよう配慮されています。
ぽっかり空いた隙間を
前の2枚のマットを後ろに寄せることで164cmのロングベッドモードとなります。女性や子供ならこれで大丈夫ですね。僕の場合現地での手間を省くため車中泊に出発するときは基本的にこのモードで出発することになるでしょう。この状態ですと前席は最後までスライドできリクライニングもできます。この状態で運転が可能です。現地に着いたら前席を前までスライドさせマットをずらして延長マットをはめ込むだけで184cmのフルベッドモードになります。
そしてこちらがスリークオーターモード(3人乗車モード)
ちょっと後ろに荷物が乗っててわかりにくいですが2列目を運転席側のみ畳んで(逆も可)164cmのベッドが片方に設定できます。
このモードでできれば184cmの長さにできればいいのですが延長マットが分割できないためできません。YouTubeで自作されている方がいたので自作に挑戦してみたいとも思ってます。
これらのモードにトランスフォームする時間はすべて2-3分。めちゃめちゃ簡単です。簡単な理由はフレーム同士はM6の手回しボルトで接続されているのですが
(各フレームやマットにはこのようにどのパーツかすべてシールが貼られており親切でわかりやすいです)
ボルト受け部分にはこのように切り欠きがあります。
ですので取り外し、取り付けはフレームにボルトを付けたまま(少し緩めにしておく)切り欠き方向にスライドするだけでOKです。いちいち全部のボルトを外して、また付けてという作業が必要ありません。手間もかからないですし取り外したボルトの置き場に困ったりなくしたりというリスクもありません。これは本当によく考えられてますね。
こちらは前2つのマットを取ったフレームむき出し状態
フレームは鉄骨です。大男が乗っても全くきしみもなく安定感を感じられます。
前マットには横ずれ防止用パーツが付いておりこれによってマットがずれてフレーム下に落下するということがありません。
そして前のフレームにはマジックテープがついています。マットにもマジックテープが貼られているのが見えますでしょうか?これによってマットが前後にずれないようにケアされてます。
そして荷室のマットにも後ろにずれないようにボルトが備え付けられています。前後左右すべてにズレ防止の対策がされています。この気遣いマジで感服ものです。
表面は合皮です。ソフトレザータイプでサラッとして手触りが最高にいいです。
厚さも十分、クッションの弾力性もちょうどいいです。僕はなにか敷布団は敷きますが人によってはこのままでも十分寝られる柔らかさです。
マット裏面の処理です。丁寧に処理されてます。
こちら、僕が日常時にしておくショートベッドモードです。荷室のみ骨組みを残しマットを乗せています。
この状態からベッド完成まで5分程度です。
他のフレームとマットはご覧の通りすべてこの骨組みの下に収まります。これはすごいですねw 買い物とか荷物とかはマットの上に乗せるので全く荷室の広さが減っていないというのが素晴らしい。
この状態でも居住スペースに全く影響を与えていません。
2列目最後尾スライド状態
そして最前席スライド状態ももちろん可能。
そしてこの荷室マット
エブリイワゴンのオプションであるラゲッジボードを取り付ける切り欠きに差し込む形で設置します。アクセサリー電源にも干渉しません。
下の骨組みを外せばこれをテーブルとして利用もできると思います。一体一台何役になるのやらw
しかし一つだけ無理やりいちゃもん付けます。
荷室下にパーツを収納しているときに走ると強めのブレーキやカーブで収納している骨組みがガチャガチャとうるさいときがあります。ですのでこれらをまとめるバンドがあればなぁと思いました。なかったのでホムセンで切り売りのバンドを買ってきました。長さ1.7m幅3.8cmを2本にしました。(結構高かったです。バンドとアダプタ合わせて2本分2000円超え)
これによって分解パーツをひとまとめにでき、荷室下に収納できました。
まとめ MGR Customs ベッドキット
・安心の日本製、クオリティが高い
・大柄な男性でも問題無しの184cmのフルフラット
・フルベッド状態でも同面積の床下収納が生まれる
・ボルトをすべてつけたまま分解組み立てが可能でそれにより分解組み立てが5分程度
・ズレ防止等細やかな配慮がたくさん
・ベッドに立っても軋まない安心の強度
・普段は荷室のみにでき使わないパーツは荷室下に収納可能。
・分解したパーツをまとめる工夫が欲しかった
いつも文字ばっかりの当ブログでしたがガンガン写真使って説明していたところからかなりおすすめできるところが多かったものとご理解いただけると思います。軽でも快適に車中泊ができる!みなさん!いかがでしたでしょうか?楽しそうでしょう?早く車中泊旅行したいw
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