斜め下の戯言

キャンプや車中泊が好きな屁理屈男

成功する人と凡人の差

 

今回も過去記事ですが4月ということで新社会人や新生活が待っている人に向けた記事です。

 

ではスタート!

 

 

 

「成功する人と凡人の差」(2013年に書いた記事です)

 


成功する人と凡人の差っていうのは頭と心がリンクするタイムラグの差

が大きいと思っている。

つまり凡人になればなるほど頭と心にタイムラグができる。

僕は高校生の頃柔道部にいた。

僕の高校は弱小高校だったが先生は天理大学出身の有名選手。
僕らに天理高校と全く同じ内容の練習を課した。

「お前らは天理と同じ練習をしてるんだ。もっと自信を持て」

とよく言われたものだ。
しかし僕らは弱小だった。

つまり頭では「天理と同じ練習をしてるんだから強くなる」
という理解は出来ている。

しかし心では「そんなことより楽したいな。そんなことしても俺たちじゃ
あんな化け物みたいになれないし。こんな練習して本当に強くなるの?」

と思ってただ漠然と練習に取り組んでいた。

結局3年間苦しい練習を完走したが「ただ完走しただけ」

天理と同じ実力にいかないにしてもじゃあ大阪でも上位に食い込めたか
というと否。


しかし時が経てば心がついてくる。よく同級生が集まっては酒飲みながら

「何であの時もっと練習しなかったのだろう。」
「もっとこの技のことを意識してここを鍛えなかったのだろう」
「何故この練習をさぼってしまったのだろう」
「今だったらもっと強い選手になれたのにな」


と思った時にはもう遅い。今度は身体がついてこない。

この頭と心のタイムラグが僕の場合少なくとも数年~はあるのだ。

つまりはかなりの凡人であると自覚している。




しかし現役の時に成功している(全国大会に出たりオリンピックに出たり)人達は頭と心のタイムラグが小さいのではないかと思う。具体的には数日から数ヶ月、長くても1年とか。もしくは完全にリンクし並行できている人なのだと思う。

頭と心で理解し、そのための努力ができる。むしろ心で理解できているから努力ができる。

 

これが伸びる人、成功する人なのではないかと。

運動だけでなく社会に出てからも同じ。

僕は20代にいくつか会社を辞めてきた。

会社のことや上司のこと。業務内容のこと。
これら全て当時不満を持っていた。

「僕の力足らずなのではなく、会社が悪い。上司が悪い。仕事が向いていない。もっと僕を活かす職場じゃないと」

 

みんなそんなこといいますよね。僕も同じでした。

30代になり、今まで辞めた会社のことをもう一度一つ一つ思い返してみた。

するとどうだろうか。

結局改善すべきは自分に多々あった。

人間関係が悪いのは相手だけが悪いのではなく、自分自身もっと社交的になればよかったとか。会社の制度が悪いのではなく自分がその制度に合わせるための努力をしなかっただけとか今ならこうできるのにと。当時頭ではわかっていたが心では否定的な部分が多分にあった。これが邪魔をしてこの理解を行動に移すことができなかったのだ。

しかし、実際その会社でリアルタイムで心と頭がリンクできている人もいるのだ。
今もその会社で不満無く働いている人がいればひょっとしたらリンクできているのかもしれない。


頭と心のタイムラグが大きければ大きいほどその間の行動はギャンブルとなる。なので失敗も多くなる。

凡人はその間に学んだ成功であったり失敗というギャンブルを繰り返して数年経って糧となり経験となり人生に活かすことが主になる。

つまり凡人の現在の行動というのは以前の資料を元にしか動けていない。

 

これが

 

 

「俺ももっと若かったらなぁ」

 

 

という戯言を生む。

僕自身凡人なので成功者になるためじゃあどうすればいいのか?ははっきりと答えは出ていません。

ですが僕が尊敬していた人が記事に対して一つの解釈をしてくれました。以下抜粋。

 

「生活や日常の慣性力」の差だと思います。
タイムラグの少ない人は「失うモノが少ない」んです。
成功してるから余裕があるんじゃありません。「いつゼロになってもかまわない」と思ってるから、これまでの自分の積み上げや努力をすべて「限りなく見込み質量ゼロ」にできる。
だから「観測→推理→判断→行動」の時差が少ない。慣性力が少ないからです。

それに対して時差の多い人は「自分の積み上げたモノ」「努力や思い」を過大評価しているように見えます。悪い言い方をすれば「煩悩が多い」から捨てられない。
だから「観測→推理」では、なかなか当事者意識をもって観測できない。
「推理→判断」でも、自分のイヤな結論になりそうだったら考えるのをやめてしまう。
「判断→行動」の時も、時には数年は行動までのタイムラグがある。

それぞれにとってのタイムラグ差は「能力」の差ではなく「これまでの自分をどれぐらい守りたいか?」という差に思えてしまいました。

 

とのこと。まあつまりはどうせ馬鹿なんだからいちいちリスク考えても馬鹿なりの答えしかでない。失敗を恐れず何事にも全力に取り組めや!ってことでOKなんかな?

 

 

 

4月ということもあり新社会人や新しい学校の新生活が待っている方も多いと思います。

 

お前ら俺みたいな凡人になるなよ!年取ると後悔の連続やぞ!楽しいことなんて嫌なことから目を背けるためのツールでしかないんやぞ!俺ももう少し若かったらなぁなんてだせえこと口にするオヤジになるなよ!

常に頭と心のタイムラグを少なくすることを意識して行動することを心がけるように!

 

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