斜め下の戯言

キャンプや車中泊が好きな屁理屈男

人生の中で誇れる「小さな」ファインプレー

僕には自慢できることってこれまで全くなくて、でもいい大人になってやっと出来たんです。

それは


「お箸を綺麗に持つことができるようになった」



ずっと箸の持ち方が下手で人前でご飯食べるのはあまり
好きじゃなかったんですよ。俗に言うクロス持ちってやつでしょうか。
豆なんか絶対に掴めないですしお鍋のマロニーとかなんというか
腕をひねりながら持ち上げないと落ちてしまうみたいな。

どうにかしたいなと思いつつ意識しても1回のご飯で断念。
ということが何度かありました。

で、10年ほど前の話になるんですが天王寺(大阪ね)に行ったときにふと目に入ったお箸屋さんに
入ったんですよ。

で、色んなお箸があり、ああこれいいなとか見て回ったんですが
良いお箸持っても持ち方下手だったら萎えるしな・・・
なんて落ち込んでたところかわいいおとなしそうな店員さんが近づいてきて接客してくれたんです。

話の中で箸の持ち方が下手ということを切り出し、優しそうなお姉さん
だったので思い切って箸の持ち方を教えてくれって頼んでみたんです。


そしたら快くOKしてくれて10分ほどでしょうか。
箸の持ち方をレクチャーしてくれたんです。

そして気に入ったお箸を買って、

「頑張って綺麗に持てるようになります!」

ってお店出た訳です。


するとどうでしょう。今では自分でいうのはなんですがお手本のような
箸の持ち方を無意識に出来るようにまでなりました!
たぶん豆も持てるはず。

今では前の持ち方すら忘れてしまってます。

結局どれくらいかかっただろう?半年くらい不便が続いたかな?
でもお気に入りのお箸を手にするたび、がんばろうって続けました。

子供の頃の矯正はすぐでしょうがさすがに30を超えての矯正は
自分で言うのはなんですがこれなかなかできませんよ。


今では話のネタで

「俺は30才になって箸の持ち方矯正したぜ!」

と言える自分の中で誇れる実績となっております。

自分磨きってこういうことの積み重ねなんだなと。


なんてことはない小さなことですが以外と人生の中で
大きな自信となってたりします。

そしてそのお箸は今でも使っています。宝物のお箸です。

 

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